Mrs.fictions製作日誌

舞台製作者集団Mrs.fictionsの製作日誌です。

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四色の。今村。

シアタートラムで『四色の色鉛筆があれば』という芝居を観て来ました。
四色の色鉛筆があったら難しい地図でも塗り分けられる、とかそういう感じの題名で、四つの短編集。
toiさん。
作・演柴くんとは浅からぬ仲ですので、トラムとか目出度い気持ちで。
めでてえめでてえ。

あい。

全体、もう素敵でした、なんですけども。
短編一つ一つ仕掛けがあって、此処でしか観れません、って感じで、素敵。

この『此処でしか観れません』っていうのがミソで、
例えば『ほやほやうんこをチョップしまーす』みたいのも多分観れないのだけども、それは作品として、製品ぐあいが低い訳です。
誰も見たことがないことやるのは良いけど、突飛なだけだったりするとお寒い。
うんこにチョップはないにしても、けっこう多いと思うんですね、製品までいってないの。
へえーすげえーかっちょいー、とは思うけど、それで感情揺さぶられたりは少ない。

元々『仕掛けは物語をよく見せるためにあるべき』とか思ってるので、仕掛けが先立ってるモノには一歩気後れしたりします。

でも今回くらいやってくれれば素敵です。
ってか、仕掛けが先立っていたとしても、それが結局物語に練りこまれて来ていて、うまいことなってた、と。
素敵その1はそんな感じ。

素敵その2はダイアログ。
会話。
無駄なくキャッチーで人間描ける筆力。
仕掛け先立ってようが、柴ちんは魅力的な会話がもー書けるって根本が素敵その2。
確かな筆力あってこそですよな。
滅多にいないくらいうまいと思います。
それがあるから、素晴らしい。

物語と仕掛けのバランスが一番ハマってたのはやはり『反復かつ連続』。
ちょっと泣いたし。
ウイイレで例えるとグラフが六角形(全部高い)のミッドフィルダー。ファンタジスタ。

『ハイパーリンくん』は仕掛けが突き抜けてて、ストライカータイプ。点取り屋。

『あゆみ』もバランス良い、無理矢理なんとなく例えるならディフェンシブ。
今まで観た『あゆみ』の中で一番染み入った。公演のオープニングを飾るこの作品の、始まり方が良かった。素舞台に出てきた役者さんがベタベタ話し出し、演じだし、客は徐々に舞台に注目し、静かになって、物語が動き出し、照明が落ち、飾り気のない広い舞台にたった三人の役者さんの張っている訳でもない声が客席に届くようになる。

『純粋記憶再生装置』は撒かれた紙の美術が素敵で、世界の裂け目見たりって感じで、頭の中のイメージ具現化お見事で、サッカーのポジションでは例え辛いので例えません。ただのA4紙なのにね。雪に見えた。

なんか長くなってきたので感想この辺で止めますが。
帰り道で3冊少年マガジンを拾ったので、三軒茶屋は良い街だと思いました。
あと、余りにも知り合いの方が多くて人あたった。酔った。これ以上人に会ったら、舞台のことトんでしまう、と思って直帰。注目度の高さを実感しました。

そんな感じで、素敵な公演でした。まる。
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