Mrs.fictions製作日誌

舞台製作者集団Mrs.fictionsの製作日誌です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

台風の日にママゴト観劇。今村。

・台風の日に
朝もはよから大雨。

お昼にはもう、雨は上がっていたけれど、
朝七時にはもう、交通機関はマヒしていて、復旧するのはまだお昼の、その先の話。

ぼくは朝の六時から駅の構内で働いていて、台風の影響が一日のうちでもモロに出ている時間を覗いていた。

駅の大きなディスプレイにNHKのニュースが流れていて、その前に駅に閉じ込められてしまった人たちが立ち尽くす。

最近感じることは、好みの細分化とか、人との繋がりの希薄さとか、そういったことで、
人はそれぞれにそれぞれの生活を、やっていく、という事で、
当然だけどなんだか物足りないなあとか(お隣からおしょうゆ借りてきましたよとか、きっと煩わしくて仕方ないんだろうけど)、
『個人の範疇を超える事態』、他人と連帯する状況の日常の中での少なさに不安を覚えたりするのだけど。

お天気一つでみんなどうしようもない。
ということが、不謹慎ながらうれしかったのでした。
『台風だからよお、ほんっとやってらんねえよなっ。ったく』という、みんなこうむる迷惑の一体感。
不穏な風の音、暗い轟き、信じられないくらいの雨の量。
演出効果もばっちりさ。

いや、きっと本当に、不快で迷惑な事態だっていうのは、分かっているのですけどね。

・そんな訳で。
雨が上がると、夏のような陽気になって、
久しぶりに青空が、気分をあげてくれて、
いろんな意味でお天道様にはかなわないってゆうか、
やはり天気はずるい。

雲がとても速くて、見てるしかないし、
いつの間にか夜は、秋にしかない涼しさがやってきていたり。
天気はずるい。

お天気ツンデレ、振り回されっぱなしです。

・ママゴト観劇。
そんな一日の19時30分から、ママゴト観劇。
全体、他にはマネできない技術の結晶体であり、
演劇のことをすごく追求しているし、注ぎ込まれていると感じた。
すごい(真っ当な意味で。本当にシンプルに本当の意味で)。
だけどだけども、
すごいっていう感想なんて、欲しくないだろうって。
柴くんは何と遊びたいんだろう。
ぼくの知りたいのは、知識じゃなくて、技術じゃなくて、観測されていない数字で表せない、ダークマターな部分だよ。

たぶん不可視である心でしか触れる事のできないあやふやな琴線レーダーに物理的な理詰めで引っかかるように、これまでにないアプローチで臨んでる。
当代随一の技術を結集して。
それは本当にすごい事だけど、彼のほかには誰にもできないことだけど、だけど、誰と遊びたいのかなあって少しだけ思う。

きみはロボか。
と突っ込んでみる。
ロボがポロっと泣いた日にゃ、号泣間違いなしだけど。
こちとら台風一つでドキワクなんだぜ。

ただ、大柿さんが軸のくだりはガチ。
ロマンチックすぎるのでガチ。

とか偉そうに言ってますが。
後ろでぼくらと同い年くらいの女性が号泣していた。
現在の『感覚』の中で最先端で一番信用できるのがこの年代の女性じゃなかろうか。
だから、おれがズレてるだけの公算、大!
おっさんだもう。
おっさんに向けて作られてないだけだ。まじで。
ああああ…

はい。
そんな感じ。
ただまあ、こんなの、お金がどうとかそういう話でもないくらい、もう値段じゃねえよ、って、そのくらいのモノですので、
当然のように、必見中の必見だと思います。

予約してとか一連の観劇ルーティン行為は気にしないで、全員観にいったら良いと思います。
チケット取るのが手間だとかそういう話じゃないんですって。
観にいく事が自然の一部。
うす。

あとは、みなさまご無事で、千秋楽を迎えられますように。
とお祈りするばかり。
です。

初日ということもあってか、余りにも知り合い多く、勝手に人酔い。
誰にも挨拶しないで、劇場をあとにし、ゲロしゃぶろー(偶然観に来ていた)と飲んで帰って、寝た。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://mrsfictions.blog110.fc2.com/tb.php/206-60512c46
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。